2013年10月8日火曜日

誰もが秘めている強さ


経験と肉体は、年齢をも凌駕する。

東京国体に宮城県選手団監督として行ってきた。

男子の優勝は愛知県代表の福井選手。強かった。
私よりもひとつ歳上で30代中盤。若い選手が多数出場する中、それを寄せ付けない強さ。準優勝者も34歳。

長い競技生活での経験値と、今も進化し続ける肉体をもち、その強さキープし続けている。
人間は肉体のピークは20代前半と言われている。そこからは基本的には肉体的な老化が始まっているとされている。
そこで、この摂理に逆らい結果を出し続けている。
その要因は、戦況を把握し、無駄のないレース展開の中で、ここぞという場面で一気に力を爆発させる経験値のよるもの。そして、身体の使い方。

体幹からの動きだしを使い、少ないエネルギーで、大きなパワーを随時発揮しながら競技しているのであろう。

フィジークにおいても、年齢を超越した、効率動作で結果をもぎ取る選手を生み出していきたい。
陸上・ランニング・自転車・球技などなど、歳のせいにして終わるわけにはいかないと、心の中で思っている競技者の方々。
一緒に新たなステージを見てみませんか?