2014年9月24日水曜日

アクシデントへ反応

最近、自転車での落車をよく耳にする。
おそらく、シーズンも加熱し、トレーニングを積む人、積む時間が増えていることが落車の可能性を増加させる要因ではなかろうか。
それは割合の問題なので、いたし方ない部分もある。

そこで注意しないといけないのは、肉体疲労時は集中力が散漫になることである。それによって段差を見逃したり、同行者と接近しすぎたりと、事故を引き押す要因は増大していく。

同時に、実際落車した瞬間の体の反応や思考の反応も遅れ、大事に至ることもある。

そういった咄嗟の場面の身のこなしや、判断は体幹の動作作り、体幹と神経回路の迅速な連動反射が重要となる。

・どちらに自分が倒れていくか
・倒れて地面におちる路面として、より衝撃の少ない場所は右か左か
・転ぶ方の流れとして、体のどの部分から落ちると頭をまもれるか

など、一瞬に考え、それに対して身体を反応させなくてはならない。

そんな瞬時の反応に答える身体をつくるのもフィジークです。

運動会シーズンです。
大人な方でも、急にリレーの選手になり、走ってみたら、過去の自分の感覚で走っても、身体がついてこなくて、転倒。ひどい時には肉離れ。
これはまさに脳・神経回路と肉体のギャップです。
それを埋めていく作業は、自分でなかなかはできません。

もっと今の自分を知り、以前の自分を越えて行きましょう。