2014年12月11日木曜日

強い選手

以前にも登場したフィジークメンバーO選手。

神戸・福岡国際と立て続けにベストタイムを更新中。
フィジークスタート当初の目標であったサブ2.5を神戸でクリアし、福岡国際という大舞台で、さらにそのタイムを更新してきた。

ノっているといったら、それまでになってしまうが、ここでの強さは調整力である。

神戸11月23日 ・ 福岡国際12月7日 中2週間での出来事。しかも2時間30分を切るハイレベルな攻防でありながら、それに打ち勝ち記録を上げてくる、ここに強さを感じずにはいられない。

彼はフィジークでの動き作りの成果と評価する。
もちろん、そこはプラスの要素であることが、私達の生業。

ただ、中2週間でのトライで結果を出すフルタイムワーカーの彼には脱帽である。

レース前、レース後のボディケアは私どもで完璧に行う。
プラスして、その強さの裏付けはルーティーンに対する、精神的な強さです。
日常生活、トレーニング、動き作り、全てに関してほぼ1週間同じメニュー・タイムスケジュールをこなす。週末の練習量たるや半端じゃない…。
その繰り返しを苦と感じないところが強い。そして、その練習量、強度に耐えれる強い肉体とボディバランスが形成される。

フィジークスタート以来、大きな怪我をしない。
怪我がないから練習が積める
練習が積めるから、身体が強くなる。
強い体で練習が積めるから、その動きの精度は高まっていく。
確かな動き、強い身体、それに基づく練習量が融合し、ベストタイムを生んでいく。
堅実な強さであり、調整力の根源は日常にあった。
中2週間でのトライは彼にとって日頃のルーティーンの一環だった。


よく、トレーニングに飽きない方法・努力というフレーズを耳にするが、そんなフレーズ、皆無に等しいだろう。

だから、人間的にも落ち着いていて、非常に尊敬できるヒトである。

年明けから彼のエリートレースは続く。

フィジークは彼を支え、強化する。いけるところまでいきたいと彼がいっていたから。